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統合開発環境を補助する自作ツールをインストールする手順を説明する。
自作ツールはバージョン番号管理の自動化と国際化機能利用の容易化を主な目的として導入する。
ユーザーディレクトリに必要なディレクトリが追加されている事を確認する。自作ツールのビルドは実行ファイルをグローバル変数$(#codeblocks.bin)が参照するディレクトリにコピーするため、これを事前に定義する。定義方法は後述の統合開発環境のカスタマイズ(2)に従う。
メンバ | codeblocks |
---|---|
base | C:\Users\user\CodeBlocks |
bin | $(#codeblocks)\bin |
batch | $(#codeblocks)\batch |
doc | $(#codeblocks)\doc |
以下のzipファイルをダウンロードする。
解凍し生成されるファイル(CodeBlocksTool.workspace)ディレクトリ(KGetText、KUdCheck、KAutoVer、KGitWVer)全てを以下に移動する。各ディレクトリはサイト作成者が著したソースコードを含みApache License 2.0の下に公開する。
Code::Blocksを起動し[File|Open]でC:\Users\user\MinGW\CodeBlocksTool\CodeBlocksTool.workspaceを開けば自作ツール4プロジェクトが読み込まれる。[Build|Select target]でRelease32を選択し、[Build|Rebuild workspace]で全てのツールをビルドする。ビルドが終了したらC:\Users\user\CodeBlocks\binディレクトリに4ツール(KGetText.exe、KUdCheck.exe、KAutoVer.exe、KGitWVer.exe)がコピーされているのを確認する。
デフォルトでは4プロジェクト全てがライブラリをダイナミックリンクするため、設定をスタティックリンクに変更しない限りMSYS2アップデートの度に全てリビルドした方が良い。
動作確認(2)で用いたk_から始まるバッチファイルは統合開発環境のカスタマイズ(2)で設定される自作ツールのメニュー登録で不要になる。ただしHTLMヘルプファイルを作成するバッチファイルk_doxygen_winchm.batは例外で、そのコピーをC:\Users\user\CodeBlocks\batchディレクトリに配置する。このバッチファイルもメニュー登録され、プロジェクト毎のコピーはやはり不要になる。