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統合開発環境にwxWidgetsプロジェクトウィザード(K2)を登録するカスタマイズ手順を説明する。
wxWidgetsプロジェクトウィザード(K2)はwxWidgetsプロジェクトウィザード(K1)の機能強化版である。
wxWidgetsプロジェクトウィザード(K2)の生成するプロジェクトはCommand onlyターゲットである_DeployBeginと_DeployEndを持つ。これらはDeployバーチャルターゲットの自動処理を担いコンパイラとして*No Compiler*を指定する。*No Compiler*はデフォルトで不要な妥当性チェックに引っかかりエラーとなるため、C言語コンパイラのみ定義を追加する。[Settings|Compiler]の[Compiler settings]ダイアログ[Global compiler settings]ページ[...|Selected compiler]で*No Compiler*を選択し、[...|Toolchaing executables|Compiler's installation directory]に$(#mingw32)、[...|Toolchaing executables|C compiler]にi686-w64-mingw32-gcc.exeを入力する。このファイルは存否のみをチェックし実行する事は無いので実際はどんなファイルでも構わない。
zipファイルをダウンロードする。
解凍し生成されるwxwidgets_k2ディレクトリを以下に移動する。
[File|New|Project]で[New from template]ダイアログの[Projects]ページを開く。[...|Category]が<All categories>である事を確認し、一覧されるウィザードの任意アイコン(例えばwxWidgets project)を右クリックしてコンテキストメニュー[Edit global registration script]を実行し、[Information]ダイアログには[OK]で応える。エディタに開かれたconfig.scriptを編集して、wxwidgets_k2ディレクトリをproject wizardに追加する。Code::Blocksを再起動する。
wxWidgets project (K1)ウィザード導入と異なり開発者情報(あなたの名前)は最初のウィザードページで入力するためスクリプト修正は必要ない。