パソコンでプログラミングしよう ウィンドウズC++プログラミング環境の構築
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ウィンドウズ

ウィンドウズはマイクロソフトが開発販売するオペレーティングシステムの製品群。

その他の外部情報

本サイトでの解釈

パソコン用オペレーティングシステムMS-DOSにGUIを加えたものとして生まれた。画期をなしたのは1995年のウィンドウズ95で発売時の狂騒は我らが世代の記憶に鮮明に残る(Raymond Chen, The Old New Thing, Upper Saddle River, Addison-Wesley, 2007, pp.355-356)。本サイトが使用するウィンドウズ10は32ビット版と64ビット版が用意され、最後のバージョンと言われながら大規模なアップデートを継続してきた。2021年にはウィンドウズ11が登場したが、検証パソコンは残念ながら動作要件を満たさない。

本サイトはパソコンを対象ハードウェアとして、以下の開発アプリケーションを作成する。ウィンドウズ10の稼働するパソコンで作成するが、それはほとんどの場合ウィンドウズ2000以降で実行可能となるだろう。

  • コマンドプロンプトから対話実行されるコンソールアプリケーション
  • ウィンドウズデスクトップアプリケーションと呼ばれる旧来のGUIアプリケーション

ウィンドウズAPI

C++で開発されるアプリケーションはオペレーティングシステムを直接操作(システムコール)する。ウィンドウズのシステムコールはウィンドウズAPI(Application Programming Interface)と呼ばれる関数群であるが、これらはオペレーティングシステムの用意するダイナミックリンクライブラリとして供給されている。ユニックスライクのシステムコールがオペレーティングシステム中核(カーネル)を直接コールするのに比較すれば、アプリケーションとカーネルの間に仲介レイヤーが存在すると言える。ライブラリを利用すればAPIを直接利用する必要性は限られるが、その理解は強く推奨される。